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住職挨拶

 

崇雲寺は臨済宗妙心寺派の寺院です。
近年、「お寺」というと、葬儀などの印象が皆様の中で強いものかと思いますが、
それだけではありません。

仏教はこの世の人々が幸せに生きるための教えなのです。

当寺の行事を通して、お寺というものを「生きる」ことと密接に感じていただけたら、
嬉しく思います。

つらい事柄は多々あろうとも、しかし、生きている毎日が
素晴らしく思える日々でありますよう、
そんなお手伝いができたらよいと、思っております。

皆様と一緒に、幸せになっていける事を願っています。

崇雲寺 沿革

 

当寺は、天正年間(約四三〇年前)に建立されたと言われています。

明治の初年、寺から西方の地より出火があり、建物のほとんどが焼失し、
またそれまでの記録は悉く紛失し、荒廃に帰してしまいました。

その後、石塚小学校の前身である硯集学舎(寺子屋)として開校するにあたり、
多くの有志によって出火場所近くにあった田中正造の妻、カツ氏の生家を移築し、
依頼百四十年の間、本堂として徐々に寺の体制を整えて参りましたが、
本堂並びに書院などの復興は、歴代住職の悲願でありました。

そして平成十六年九月、本堂・書院の新築を決意し、多くの檀信徒の浄財をもとに完成。

平成二十年十一月二十日、
大本山 妙心寺 宗務総長龍雲寺 細川景一師 導師のもと、落成式を執り行いました。

崇雲寺寺号額

大本山妙心寺塔頭東海庵

臥雲庵 松山寛惠老大師筆

臨済宗 妙心寺派

 

宗 旨
お釈迦様の正法を相承がれた初祖達磨大師、宗祖臨済禅師、さらに開山無相大師に及ぶ
一流の禅を宗旨及び教義とします。

大本山
正法山妙心寺(京都花園)を大本山とし、建武四年(西暦一三三七年)花園法皇の勅願によって
創建され、開山無相大師の法流は四派に分れて、全国三千五百ヶ寺に広がっています。

本 尊
釈迦牟尼世尊を大恩教主と仰いで尊崇し、因縁によりそれぞれに釈迦如来・観音菩薩等を
おまつりします。

経 典
主に般若心経、大悲呪、観音経、開甘露門、坐禅和賛、宗門安心章等をお誦みします。

教 義
自心仏であることを固く信じて坐禅にはげみ、本当の自分にめざめ、どんな苦難にもくじけず
常に脚下を照顧めてくらしを正し、生かされている自分を感謝しつつ世のため、
人のためにつくします。

 

生活信条
一日一度は静かに座って、身と呼吸と心を整えましょう

人間の尊さにめざめ、自分の生活も他人の生活も
大切にしましょう

生かされている自分を感謝し、報恩の行を積みましょう

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